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長浜城(ながはまじょう)は、伊豆国君沢郡長浜(静岡県沼津市内浦重須)にあった日本の城。現在まで戦国時代の海賊城の遺構を多く残していることで知られる。国の史跡に指定されている。 == 概要 == 駿河湾奥部の内浦湾に面したこの城は、室町時代から北条氏に仕えていた大川氏が居城としていた。その後武田氏が狩野川沿いに三枚橋城(のちの沼津城と同地)を築城したため、水路を絶たれた北条氏が1579年(天正7年)頃、北条水軍の基地として改修したとされる。武田水軍との幾多の戦いの際の発進基地ともなっており、1580年(天正8年)には千本浜沖で、後に駿河湾海戦と呼ばれる大規模な海戦も起こっている。そして、1590年(天正18年)、豊臣水軍の侵攻の際は土侍が敗走、一戦も交えず陥落した。築城時期、終焉時期の明確な記録は不明である〔史跡「長浜城跡」整備工事に着手 - 沼津市 〕。 現在は国の史跡(1988年(昭和63年)5月13日に指定)に指定され、沼津市教育委員会による発掘調査・史跡整備が行われ、史跡公園として公開されている。城址の各所に解説版が設置されている。城址の見学目的であれば解説版のある護岸に駐車が許可されている〔現地の標示より〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長浜城 (伊豆国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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